
マスター、Web(ウェブ)ライターやるには何が必要なの?



パソコンとインターネット回線。この2つがあればとりあえずオッケー!





でもさ、パソコン持ってないからスマホじゃダメ?



どうしてもダメ!とは言わないけど、ちゃんと稼ぎたいならパソコンは必須かな



パソコンかぁ…。使ったことないからどんなのを買えばいいのか全然わからないんだけどな…



なるほど。それでは今日はそんなあなたのために、バ◯でも分か…失礼、デジタル音痴の中高年でも分かるパソコンの買い方・選び方をご紹介します!
正直私もパソコンが詳しいというワケではありません。だけど、自分なりにWebライターを始めてから、あれこれ調べてパソコンを買った50代のおっさんだからこそ分かる、詳しい人にはない視点もあるかとは思いますので、良かったらお付き合いください。



ただし、あくまでも個人の主観ですので、これが唯一の答えという訳では無いのでご了承を!
あれこれ難しい理屈はいいから、とりあえず「これがいい!」というおすすめのパソコンが知りたい方は、迷わずおすすめパソコン一例までジャンプ!
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Windows VS Mac派閥論争


Windows(ウインドウズ)とMac(マック)ってどっちが良いのか?
これは、初めてパソコンを買おうと思った人が、必ずといってぶち当たる大命題です!



そもそもWindows(ウインドウズ)とMac(マック)って何が違うのよ?
それは詳しく語れば難しい話になるので割愛しますが、ざっくり言えばMac(Macintosh)というのは米アップル社が出すmacOSというシステムを使用したパソコンの名前で、WindowsというのはWindowsOSというシステムを使用したMac以外のパソコンすべてを指します。
OS(Operating System)とはパソコン上で色々なソフトなどを動かすためのベースとなるソフトで、これがなければそもそもパソコンは動きません。
現在のパソコン市場はこの2つのOSのシェアが大部分を占めており、「パソコンを買う」ということはこの2つのどちらかの派閥に属するということになるわけです。
キーボードの配列をはじめ操作性などさまざまな点でこの2つには違いがあり、そうおいそれと乗り換えるというのも難しいためどちらが良いのか?という派閥論争に発展したりするのです。
しかし、これまでパソコンと言えば会社で少しいじるだけで、本格的に使ったことのない方がWebライターを始めるために買うというのであれば、結論から言えばWindowsを選んでおくのがベストでしょう。その理由を説明するために、どちらを選ぶべきかという3つの選択基準をご紹介します。
好みで選ぶ



どっちを選ぶかの一番の選択基準は、ぶっちゃけ「好み」です
50代の人ならなんとなく「デザインなどクリエイティブな仕事をするならMacがいい」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、正直なところ現在ではMacもWindowsもやれることに関してさほど違いはなく、一部のソフトなどではどちらかでしか使えないものもありますが、クラウドソフトなどはどちらのパソコンでも動きますので、「好み」で選ぶのが一番だと思います。
パソコンにしても何にしても、道具はあくまで道具でしかありませんので、少しでも使っていてテンションの上がる道具を使って、楽しく仕事する工夫も必要です。
その点Macの場合は、パソコン自体のデザインもカッコよく、画面の美しさも際立っているので、マシン自体に惚れ込んでMac愛好家となる人たちが多いのもうなずけます。
WindowsとMacの特徴比較表
スマホに合わせる



今使っているスマホは、娘に進められたiPhoneなんだよね



あ、それならあえてMac(マック)を選ぶのもありです!
基本的にはWindowsをおすすめするスタンスなのですが、例外的に「スマホに合わせてパソコンを選ぶ」という判断基準で考えて、iPhoneユーザーはMacを選ぶのはありです。
現在使用しているスマホがAndroidの場合であれば、そのままWindowsを選べば問題ありません。
しかし、MacのパソコンとiPhoneやiPadの間では、共通のApple IDを利用することによってかんたんにデータや設定の共有ができますので、操作感も含めて考えるとやはりMacを利用する方が便利でしょう。
予算で選ぶ
副業としてWebライターを選んだ場合、まだ自分がこの先続けていけるかどうかの保障もないわけで、そんな中であまり初期投資にお金をかけたくないという本音もあるでしょう。
この場合でもやはりWindowsに一日の長があります。



Mac(マック)=カッコいいけど高い。これが一般的なイメージかな?
Macというのは1社供給のある種ブランド品のようなイメージであり、同程度の性能であればWindowsよりも高いのがMacです。
その点Windowsは有名無名問わずさまざまなメーカーがWindowsOSを搭載したパソコンを販売していて、中華製の激安パソコンであれば新品でも3万円程度の商品があったりもします。
そういった商品でもWebライターの基本ラインである「文章(テキスト)を書く」という作業をする分には何の問題もありません。



パソコンは欲しいけどあんまり予算はないんだよね



そんなあなたは、Windows(ウインドウズ)一択!
中古パソコンの場合安いものは相当に型が古く、新しいものはさほど安くないというのが実は現実(Windowsは人気にも左右されます)なので、個人的には正直微妙かなと思います。
そしてパソコンの世界は開発速度が恐ろしく早いため、中古パソコンではスペックの面で見劣りすることもしばしですので、それであれば安い新品を手に入れる方が良いのではないかと思います。
特にパソコンの知識がない方は、中古パソコンには手を出さないことが得策ではないでしょうか?
Windows VS Mac派閥論争結論
サケサカ私はこれまで使っていたパソコンも、現在使用しているパソコンもすべてWindows(ウインドウズ)で、実はMac(マック)は1度も使用したことが無いです…
その上で言いますが、これまでWebライターを続けてきて「Windowsで困った」ということは一切なく、デザインやディスプレイのカッコいいMacに憧れることこそあれ、乗り換えようという気には結局いたっていません。
かつてはクリエイターに向いた専門ソフトなどはMacにしかないという時代もありましたが、現在は市場シェアの関係もありその状況は逆転しており、Macでしかできないことというのはほとんどありません。
Macのデザインや「Mac愛好家」という言葉に特別の思い入れがあるなら良いですが、そうでないのであればやはりWindowsを選ぶことをおすすめします。
パソコンのタイプ


どれだけデジタル音痴の方でも、パソコンには画面とパソコンが分かれた(デスクトップ)ものと、ノートブックと呼ばれるものがあるのはご存知だと思います。
そんなデスクトップとノートブックですが、さてどちらを選べばよいのでしょう?
ここではそれぞれの特徴を解説し、どちらを選ぶべきかの判断基準をお教えします。サケサカちなみに2つ以外にもタブレット型や、2in1と呼ばれるタイプのものもありますが、パソコン初心者の最初の1台としてはおすすめしません!
デスクトップパソコン
デスクトップ(机の上)に据え置きにして使うことを想定されたパソコンの総称で、本体は四角い箱のような形をしており、それ単体で使用することはできません。
作業画面を映すモニター(テレビのようなもの)と、キーボードやマウス(もしくはトラックボール)という入力用の端末は基本的に別売りとなっています。
デスクトップパソコンのメリット
筐体(本体の箱)のサイズに余裕があるため、パーツの拡張性が高く購入後に必要に応じてバージョンアップすることも可能で、好みや使用環境に合わせたセットを組む楽しさもあります。
スペース的に余裕があるということで、パーツから発生する熱もこもりにくいなど、必要以上にコンパクトにまとめる技術的なハードルがないので、同レベルの機能を持った製品であれば多くの場合ノート型より安価に製造ができるのです。
同程度の金額であればモニターサイズが大きかったり、使用感の良いキーボードが選べるなど、周辺機器を充実させることより作業効率が高く使いやすいセットを組むことができます。
デスクトップパソコンのデメリット
本体のみの販売となるため、単体で買っても使うことはできません。
周辺機器の選び方によってはかえって高額についてしまうこともあります。
さらに最大の難点としては、一度セットした場所からはかんたんに動かすことができないため、固定した作業場所が確保できない人には向いていません。
デスクトップパソコンがおすすめな人
- 自宅に決まった作業場所を確保できる人
- 決まった場所でのみ作業する人
- 大きな画面で効率よく仕事したい人
- 後々バージョンアップなどの拡張をしたい人
- 仰々しいシステムで「仕事してる感のある仕事場」が欲しい人
ノートブックパソコン
ノートのように折りたためる形の薄型のパソコンです。
事務所などでの利用ではなく、パーソナルユースでは普及率が高いタイプのパソコンと言ってもいいでしょう。
ノートブックパソコンのメリット
コンパクトにまとまっているので、持ち運びがしやすいというのが最大の特徴です。
また、バッテリーを内蔵しているため数時間程度(機種により差も大きい)であれば電源ケーブルを必要とせず、場所を選ばず好きな所で利用することができます。
自宅のデスクで使う場合でも、デスクトップと比べて設置場所が少なくて済むというメリットもあり、使わない時にはかんたんに片付けることも可能です。
デスクトップと比べても電源の消費量が少ないため、電気代もあまりかかりません。
ノートブックパソコンのデメリット
オールインタイプであるためディスプレイ(画面)サイズの関係で作業スペースには限界があり、作業効率はデスクトップに一歩劣ります。
筐体自体も限られたスペースしかないため拡張性も限られており、多くの場合一度購入した後の拡張はできません。
本体に熱もこもりやすく、パソコン自体の寿命は比較的短めです。
高性能な機種の場合デスクトップよりは高額となることが多いですが、最高スペックを目指すには限界があります。



ちなみに近年勢力を増してきた中国製の激安パソコンなどは、ほとんどがノートブック型ばっかりですね
ノートブックパソコンがおすすめな人
- 専用の作業場が用意できない人
- 使わない時はパソコンをしまっておきたい人
- 接続コードの配線などせずパッと開いて作業したい人
- 出張などが多く出先でも仕事したい人
- ノマドワーカーのようにたまにはカフェやアウトドアで仕事をしたい人
デスクトップ VS ノートブック特徴比較表
デスクトップとノートブックのどちらが良いのかという問題は、完全にあなたの予算や作業環境によります。
ただし専用の作業場所が用意でき予算に余裕があるのであれば、ノートブックパソコンと別売りのモニター、キーボード、マウス、ノートブックパソコンスタンドなどを用意して、マルチディスプレイ化(2つの画面を同時に使って作業できる)するのがおすすめです。



これなら作業性の確保と、ノマドワークへの対応が同時にできるので最強の布陣です!
パソコンどこで買う?


続いて考えるのは、パソコンはどこで買うかという問題です。



ビックカメラとかヨドバシカメラとかに行くと普通に売ってるよね?



ですね。それらの大手家電量販店が一番わかりやすいけど、必ずしもそれが一番いいとも言えないのが難しいところ
それでは、パソコンを購入するさまざまなルートについて、それぞれの特徴をご説明いたします。
リアル店舗
特別な知識のない方がパソコンを買おうと思った場合、やっぱりお店にでかけて買うことを考えると思います。
実際にマシンに触れることができるのと、店員さんに直接質問をすることができるため、パソコンを初めて買う方にはおすすめの購入先です。



実際、私も初めてのパソコンはリアル店舗の店頭で買いました
家電量販店
一般的にもっとも馴染みのある購入先で、各店舗のポイントカードを持っている方にはお得な購入先です。
店頭には数々のメーカーのパソコンが並べられ、実機に触って使用感を確認することができますが、逆にいえば店頭にあるもの以外を選ぶことはできません。
店内に在庫を用意しているので、お金を払えばその場で手にすることが可能なため、もっとも早くパソコンを手に入れる方法です。
ただし多くの店舗では一部の有名メーカーのパソコンしか扱ってはおらず、それも店舗おすすめのパッケージとして売られているため、自分好みにカスタマイズをしたい場合は時間がかかったり、そもそも不可能な場合もあります。
さらに在庫を大量に抱えるため機種的には1つ前の型であることも多く(最新機種は予約制だったりもします)、余計なオプションが付き本体価格は割引きされているものの、結局は高くつくこともあるので多少の知識は必要です。
パソコン専門店
東京の秋葉原や大阪の日本橋などを中心に、パソコンを専門に扱うリアル店舗です。
店員のほとんどが高度な専門知識を有していて、的確なアドバイスを受けることができ、カスタマイズにも柔軟に対応してくれます。
家電の大手有名メーカーのパソコンだけでなく、BTOと呼ばれるパソコン専門メーカーの機種などもおいているのは魅力です。
ただし専門店であるために店員の発する言葉が専門用語で固められ、人によっては何を言っているのかさっぱり分からない可能性もあるのは困りもの。
とはいえ、ごく限られた数の店舗展開しかしていない(メインはネット販売のため)ので、特に地方の方の場合は近隣にショップがないというのが一番の難点かもしれません。
パソコンメーカー直販サイト
リアル店舗での販売ではなく、ネット通販で買うことのできる販売方法のうち、各メーが―が自社製品を販売するために作られた直販サイトです。
好みや使用方法に合わせたカスタマイズをしたり、必要最低限のシステムでの購入をしたい方にはもっともおすすめできます。
国内家電メーカー
東芝や富士通、パナソニックなどの国内有名家電メーカーのうち、パソコン製造を行っているメーカーのサイトです。
国内メーカーならではのサポート体制が充実していますが、比較的値段設定はお高めなので、これらの製品はポイントの付く家電量販店で購入するほうがお得かもしれません。
海外メーカー
高品質でいながら価格が抑えめなのが海外のパソコンメーカーの特徴。
デザインもスタイリッシュなものが多く、カスタマイズも自由自在なのが嬉しい。
国内パソコン専門メーカー
主にBTO(Build to Order:受注生産)と呼ばれるシステムでパソコンの製造・販売を専門に行う国内メーカーです。
パッケージとして完成されたモノを購入するのではなく、サイト上で各パーツをそれぞれ好きなものを選んで発注することができるので、カスタマイズ生が高く店舗購入よりも比較的安価に手に入れられるのも特徴。
それぞれのパーツを組み合わせて発注するには多少の知識が必要となるが、電話やチャットで1から相談に乗ってくれるサービスを展開しているメーカーもあります。
一般通販サイト
Amazonや楽天市場などの通販サイト(ECサイト)でもパソコンは取り扱っています。
これらのECサイト上に各パソコンメーカーが公式ショップを開いていたり、独自のパソコンショップが各メーカーの商品を取り扱って掲載しているため、同じ商品でもショップによって価格差があるようです。
また、いわゆる有名メーカー以外の中華製激安パソコンなどは、こうしたECショップでしかほとんど取り扱っていません。



こうした商品はその時々の掘り出し物があったりもします
カスタマイズなどはほとんどできず、決められた商品を買うことしかできませんが、もっとも安くパソコンを買おうと思った場合は、実は第1候補として挙げられるのはこうしたECサイトです。
各サイトごとのポイントが付くのも嬉しいところですね。
結局パソコンはどこで買うのがおすすめ?
どうしても予算を抑えたいのであれば、Amazonや楽天市場などのECサイト一択です。
また、多少予算はかかってもいいけど、何も分からないので実際に触ってから買いたいという方は家電量販店に行くのもいいでしょう。
しかし、価格に対しての機能的バランスが取れ、自分にとって必要な機能だけを選んで買うことができる、BTOパソコンメーカーの直販サイトでの購入がもっともおすすめです。



サイトへのアクセスはスマホでもできますので、購入時のユーザーサポートをガンガン使い倒して、自身に最適な1台を手にしてください
パソコンを選ぶ目安


さて、ここまでこの記事では「Windowsパソコン」を、「パソコン専門メーカーの直販サイト」で購入することをおすすめしてきました。
購入にあたってパーツのスペックなどを選ぶのも、ユーザーサポートを利用すればパソコンについて詳しくなくても大丈夫です。
とはいえ、サポートに相談するにしても、ある程度は目安というものがなければ相談のしようもないですよね。
では、ここではそのガイドラインを考えながら、あなたのパソコンに求められる機能(スペック)を考えてみましょう。



ちょっとだけ難しい話になるけど、着いてきてくださいね!
将来を見越す
Webライターになろうと決心をして、そのためにパソコンを使うだけでしたら、正直それほど高いスペックのものは必要ありません。
中華製の激安パソコンであろうが、誰かのお下がりの中古パソコン(タダで貰えるのなら)であろうが、とりあえずパソコンと名のつくインターネットに繋がるものでさえあれば大丈夫です。
しかし、あなたが副業として収入を得たいと考え、もしくはフリーランスとして独立することを念頭に置き、そのためのとりあえずの手段としてWebライターを選んだのであれば話は別です。
もしかしたら将来別のネットビジネスへと展開する可能性があるのであれば、現時点でそれを見越したパソコンを用意する必要があります。



Web(ウェブ)ライティングとしてワープロ的に使うだけの場合と、今人気の動画編集などを行いたい場合では必要なスペックは大きく変わるよ!
選ぶべきパソコンのスペック
それでは、あなたが買うパソコンに必要なスペックを、実際に見ていくことにしましょう。
ただしここではあくまで一例として
- Webライティングにのみ使う
- 将来は動画編集などもやりたい
という、2つのケースに分けて比較していきます。
各パーツの役割に関しても合わせてご紹介しますが、正直これに関しては突き詰めて行けばかなり専門的で難しい話になるため、今は「こんなもんなんだ」とだけ思っていてくれれば大丈夫です。
CPU
CPUとはCentral Processing Unit(中央処理装置/中央演算処理装置)の略称で、コンピュータのもっとも大切なパーツであり、人間でいえば頭脳にあたります。
主にIntelとAMDの2社でシェアを独占しており、どちらかの製品を選んでおけば基本的には問題ありません。
メモリ
そのパソコンが「どれだけの情報を記憶する事ができるのか」を表す数値で、大きければ大きいほど同時に作業できることが多くなります。
メモリはよく「机の大きさ」に例えられ、大きい机のほうが一度のたくさんの資料を広げられるので、作業効率が上がるというわけです。
ストレージ
「ハードディスク」という言葉を聞いたことのある方もいるでしょうが、ストレージとはハードディスク(HDD)を含む情報の保管場所のことです。
メモリの「机の大きさ」に対して、こちらは「引き出しの多さ」に例えられ、この値が大きいほどより多くのデータを保管しておくことができます。
ストレージの種類は、現在次の2つに大きく分けられます。
- HDD(ハードディスクドライブ):大容量でも安価。ただしデータへのアクセス速度は遅く、消費電力も多い。
- SSD(ソリッドステートドライブ):高速で耐久性も高く商品電力も少ない。しかし、大容量のものは高価。
SSDの方がパソコンの立ち上げ時間もHDDの半分ほどとメリットが大きいが、その分高価になってしまうため、普段作業に使うのはSSDとして、保管用のサブストレージをHDDとするなどの使い分けをする場合もあります。
バッテリー
ノートブックパソコンの場合、外出先で仕事をしたいと考えた場合はバッテリーの持つ時間(動作時間)も気にしたほうがいいでしょう。
バッテリーの減りは使うソフトやデータ容量によっても変わりますが、メーカーのカタログデータ上最低でも7~8時間以上の製品を選ばないと、電源の取れない野外などでの利用などは難しいかもしれません。



なおバッテリースマホなどと同様、使っているうちにどんどん劣化して減りも早くなります
モニター(ディスプレイ)
モニターサイズの大きさは、そのまま作業効率の高さです。
ただワープロ的に文字を打つだけならば特に大きな画面は必要としませんが、Webライティングの作業は必要となるネット上の資料を参照しながらライティングをするなど、同時にパソコンのウインドウやタブを複数同時に開きたい場合もあります。
サイズの大きなモニターを利用すると同時に、デュアルモニター(複数のモニターを並べる)としたり、横に2画面分の広さのあるウルトラワイドモニターを使うなど、画面が広いor複数あるに越したことはありません。
その他
Webライティングでクライアントへの記事納品を行う場合、WordやExcelなどの形式を指定されることがあります。
これはどちらも一般のビジネスシーンでは馴染みのあるMicrosoft社のOfficeにラインナップされるソフトですが、これは基本的には別売のソフトです。
どうしてもインストールしておかなければならないという訳ではありませんが、やはりOfficeぐらいは入っていたほうが仕事がしやすいのは間違いありません。
また、将来的に動画編集などへも視野を向けるのであれば、動画編集ソフトなどと合わせて、パソコンにグラフィックボード(通称グラボ)が装備されている必要があります。
推奨する必要最低限のスペック一覧表
あくまで現時点での一例として、私の考えるスペックです。
これ以下では仕事ができない訳ではありませんが、最低でもこれくらいのスペックがあると作業ははかどると思います。
予算別おすすめパソコン一例


これまでパソコンの買い方と選び方について、できる限り分かりやすく説明してきましたがいかがでしょう?



マスター、なんとなくパソコンのことは分かった気がするけど、結局はどんなパソコンを買ったらいいのよ?



なるほど。では「これがおすすめ!」というパソコンを、予算別にズバリご紹介します!
現在私が所有するパソコンをベースに、これからWebライターを始めるパソコン初心者向けの機種を探してネットをフラフラ。
その結果、これがすべての人についてのベスト・バイというワケではありませんが、現時点で自分ならこれを買うかなという考えを基準として、いくつかの機種を選んでみました。
どうしてもどんなパソコンを買ったらいいのか分からない人は、もうこれをサクッと買っちゃってください。
それではどうぞ!
- 以下は2021年10月9日チョイスです。
予算5万円以内で買うならこのパソコン
この価格帯でパソコンを用意しようとした場合、ECサイトでの激安ノート型パソコンが唯一の選択肢です。
ただしこういった商品はメーカー自体一般的な有名メーカーの製品ではなく、サポート体制がどれだけしっかりしているかが確認できないため、万が一の未着や初期不良トラブルに備えて「後払い」を選択することをおすすめします。
ノートブックパソコン
Windows10
CPU:Intel celeron
メモリ:8GB
ストレージ:SSD256GB
画面サイズ:15.6インチ
Office2019付属
CPU性能をはじめスペック的には心もとないのは事実ですが、Webライターとしてパソコンのように利用するだけであれば必要十分に使える薄型ノートパソコンです。
何よりこの金額(2021.5.16時点37,800円)でOffice(WPSですが)が付いているというのはありがたく、とりあえず仕事で使える最低限のパソコンを安く手に入れたいという方の要望は十分に満たしてくれます。
予算10万円以内で買うならこのパソコン
この金額帯であれば、選べる機種の選択肢はかなり広がります。
そのためここでは、ノートブックパソコンを1台とデスクトップパソコンをベースに組んだセットをチョイスしました。
ノートブックパソコン
- Windows10搭載(Windows11への無料アップグレード対応)
- CPU:Intel Core i5
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD256GB
- 画面サイズ:15.6インチ
BTOパソコンとして人気の高いマウスコンピューターのノートブックパソコンです。
15.6インチの大型ディスプレイに合わせてテンキー(電卓のような数字キー)も付き、仕事のしやすさは保証します。
CPUの性能、メモリ容量なども十分な機能を持っていますので、強力な武器となってくれることは間違いありません。
ただし、こちらの商品にはOfficeは付いていませんので別途購入するか、諦めてGoogleドキュメントというクラウド型テキストソフトを利用(最近はそれでOKなクライアントも多い)するようにしましょう。
デスクトップ モニター2台セット



Amazon(アマゾン)で見つけたこちらのセットは素晴らしすぎる!
- Windows10 Home搭載
- CPU:Intel Core i7-477S
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD480GB
- 付属品:Office、有線キーボード、有線マウス、22インチ液晶モニター(整備済み品)×2台
実売7万円前後でこのセットはまさに驚愕!
中古品ではありますが整備済みの22インチ液晶モニターが2台最初からセットになっているので、マルチディスプレイを最初から組むことができ、ライティングの作業性向上には最高の環境が整っています。



中古品なのはモニターだけで、パソコンは新品です。パソコンと違ってモニターは安い中古品でも十分ですね。
スペック的にも必要十分ですので、自宅にしっかりとした作業場を確保できる方はこのセットを買えばそれでOKです。
ただし、デスクトップの場合はカメラやマイクは付いていませんので、ZOOMなどのオンライン通信を利用する場合は別途購入する必要があります。
まとめ



Web(ウェブ)ライターを始めてみたいけど、デジタル音痴でパソコンとか全然わからない!
そんな方のために、今回は初心者向けパソコンの買い方と選び方を解説。さらにはおすすめのパソコンをいくつかご紹介しました。
Webライターにとってのパソコンは「デジタルなペン(筆記具)」であり、どんなものでも構いませんが「無ければどうしようもない」大切な武器です。
駆け出しのライターだったとしてもビジネスとして稼ぎたいと思った以上、多少なりともの先行投資は致し方なしと理解して、思い切って最低限パソコンは用意するようにしましょう。
このブログでは再三言っていますが、リスクのないビジネスに正当なリターンはありません。
ぜひともこの記事の内容を参考にして、Webライターとして戦っていくための心強い武器を手に入れてください。