ライター収入だけで生活しなければならないフリーライターにとって、いくらの単価が取れるか、月いくら稼げるかといったことは、最重要の関心事です。
- なかなか高単価の案件が取れない
- 記事1本を書くのに時間がかかりすぎる
- 仕事の同時受注ができず収入が伸びない
こんな悩みを抱えているライターさんは多いでしょう。
私はおかげさまで、現在は最低でも月収30万円ほどのライター収入を稼がせてもらってますが、そこにいたるまでには当然それなりの苦労もありました。
その中で気づいた、私なりのライティングや稼ぎ方のコツというモノもあります。

自分が稼げるライターになるには何が足りないんだろう?
そんなふうに悩んでいるかけだしライターさんが、強化していくべきポイントを「5つの力」としてご紹介します。



ライター収入だけで生活できるようになりたいフリーライターさん、あと一歩ステップアップしたい副業ライターさんは、どうぞ最後までお付き合いください
いくつになってもしっかり稼げる、魅力的なWebライターという働き方のヒントをご提供します。


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リサーチ力


Webライターは体力を使わず、50代になってからも始めやすい、理想的なネットビジネスです。
しかし、ネットビジネスということはパソコンを使えなければ話になりません。



え?パソコンを使えるって、ネットとWordが打てるだけじゃダメなの?



もちろんダメじゃないですよ?ただ、どうやってパソコンを使っているのかが問題なんです
- WordやGoogleドキュメントのようなワープロソフト
- ExcelやGoogleスプレッドシートのような表計算ソフトへの入力操作
- メールソフトの取り扱い
- ネットサーフィン
Webライターとして仕事をこなすには、このぐらいのことができれば全然大丈夫ですが、問題になるのは最後のネットサーフィン。
時に自分の知識にないことでも、ネットや書籍で調べて書かなければならないのがWebライターという仕事で、この時にもっとも必要となるのが自分にとって必要な情報をリサーチする能力。つまり、「リサーチ力」です。
Web上にあふれるあまたの情報の中から、自分に必要な情報を収集するということは、単にネットサーフィンをするというだけでは足りません。
- どれだけ早く目的の情報を検索することができるか
- 検索した情報を分析して、自分にとって必要な情報に落とし込めるか
- そこから自分なりの記事へどう構成していけるか
リサーチ力が高いライターは必要な情報を探し出す速度が圧倒的に早く、その情報を分析する能力に長けているため、時間当たりの生産性も高いのです。
この力を養うには、やはり数と経験しかありません。
普段から「あれ?」と思ったことがあれば、ネットで検索して調べてみる。
それも、ただ単にわからない言葉を調べるというのではなく、その使われ方や応用方法なども合わせて調べるようにすれば、リサーチ力はだんだんと身についていくはずです。


コミュニケーション力


Webライターとして稼いでいくためには、まずは仕事を取って、クライアントが満足する記事を書き継続案件へとつなげていく必要があります。
そのために必要なのが「コミュニケーション力」です。
デビューしたてのライター誰もがぶつかる壁が、クラウドソーシングなどでなかなか仕事を取ることができない、ということでしょう。



そうそう。いつも「これは!」と思う案件に応募しても、うまく仕事が取れないんだよ(T T)



そんな初心者ライターの多くは、ちゃんとした提案文が書けていないというところに問題があります
クライアントが要望する意図をうまく応募文から読み取って、うまく提案文で自己アピールを行う。これは、りっぱなコミュニケーション力です。
相手が何を求めていて、どう伝えればより響く言葉を紡ぐことができるのか。
これを考えることは、Webライターが記事を書くということの本質であり、クラウドソーシングの提案文などはそのための立派な作品です。
Webライターの仕事の多くは、何かの商品やサービスを紹介する(売る)ための文章を書くことで、提案文というのはまさに「自分」という商品を売り込むための文章に他ならず、これがうまく書けないライターをクライアントが採用することなどないと言っていいでしょう。
クライアントの要望をうまく取り込んだ文章を書くためには、必要な質問を投げかけたり、先読みをしたり、相手の言葉から真意を聞き取る能力が必要になってきます。
これらすべてをひっくるめた「コミュニケーション力」は、Webライターにとって必須の能力です。
時折、「人と関わらなくても仕事ができるのがWebライターの魅力」といった記述を見かけることもありますが、これはWebライターとしてのある1つの側面しか表してはいません。
「誰かの代わりに言葉(文章)を紡ぐ」という職種である以上、その「誰か」の意図を正確に聞き出し読み取る「コミュニケーション力」がなければ、Webライターとして大成することは到底無理な話なのです。


想像力


クライアントの意図をうまく引き出し、必要な情報が手に入ったとして、それだけではいい記事を書くことはできません。



記事を書くテクニックとかライティングスキルとかそういうこと?
もちろんそういったスキルはWebライターとして活躍する以上、遅かれ早かれ身に着けていかなければならないのは間違いありません。
しかしそれよりも重要となるのは、集まった情報をもとに記事を構成していくために必要な力。それが「想像力」です。
必要な情報をリサーチしたとしても、それだけではそれは単なる記事を構成するためのヒントでしかありません。
クライアントが求める方向性から最適な記事内容や検索意図など読者の動向を「想像」し、そのうえで集めた情報をどのように構成すればそれらを満たすことができるかを「想像」することが、Webライターに求められる3つ目の能力です。
- 与えられたテーマを満たすにはどのような記事を書けばいいのか?
- 読者は何を求めてこの記事を探し当てるのか?満足するのか?
- どんな表現を使えばクライアントが満足する記事となるのか?
- パーツとパーツの情報をどう組み合わせればより良い記事になるか?
- 自分自身が付け加えることができる価値はどのようなものがあるか?
こういったことを「これでもか!」とい考え、想像力を巡らせていくことが、単なる情報をまとめただけのライターではなく、クライアントに「このライターに頼みたい」と思わせるライターになるために必要な力といえるでしょう。
想像力を働かせてライティングができるようになれば、単に与えられた記事を書くだけのライターではなく、記事やメディアの提案ができクライアントにも一目置かれる、ワンランク上のWebライターとなることができます。
逆に言えば、想像力のないライターはいつまでたっても「情報をそつなくまとめるだけのライター」でしかありえません。
月収30万円をコンスタントに稼ぎだすライターになるには、必ず想像力を駆使して仕事をすることを覚えていってください。
マネジメント力


ここまでは、Webライターが記事を書くために必要な力を3つ紹介してきました。
- リサーチ力
- コミュニケーション力
- 想像力
これら3つの力を身に着けて記事を書くことができれば、月収30万円の仕事を受注することはできるでしょう。
しかし、いい記事が書けるというだけでは、その収入を維持していくことはできません。
月収30万円、さらにはそれ以上の収入をコンスタントに稼ぎ続けていくために必要な力。それは「マネジメント力」です。
フリーライター・副業ライターの別を問わず、Webライターとしてコンスタントに月収30万円を上げ続けていくためには、自らの仕事や環境をマネジメントする能力が必要となります。
ちなみに、2009年に刊行されベストセラーとなった『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの”マネジメント”を読んだら』で有名となった、アメリカの有名な経営学者ドラッカー(1909~2005)の言を借りれば、マネジメントの目的と役割は次のようにまとめることができます。
【目的】
・設定した目標に沿って組織を運営する
【役割】
・目標の設定
・目標の設定に沿った組織の構築と運営
・成果の評価とフィードバッグ
これを1人で戦う50代Webライターの仕事に当てはめてみると、次のような感じでしょうか。
【目的】
・50代からの人生を体力を使わず在宅で悠々自適に生活する
【役割】
・月収30万円以上をコンスタントに稼ぐ
・月間稼働日数、受注件数を維持する
・クライアントの評価やフィードバックを真摯に受け止める
これを実現していくためには、スケジュール管理や体調管理といったセルフマネジメントが必要です。
会社組織に属して仕事をしていない以上、〆切などを守るのも自己責任でしかなく、誰かが尻を叩いてくれることもありません。
スランプやモチベーションの低下なども、自己肯定力によって自分自身で鼓舞していく必要があります。
こうしたマネジメント力がなければ、一時高収入を上げたとしても、それを続けていくことはできず、求める収入を上げ続ける真の意味で「稼げる」ライターになることは不可能といっていいでしょう。
誰にも煩わされない代わりに、誰にも頼ることができないのが、Webライター(特にフリーランス)という職種の特徴だと思ってください。
行動力


月収30万円ライターに必要な力。その最後は「行動力」です。
どれだけ書く力があっても、どれだけ自らを律する力があっても、結局のところ「行動力」あるいは「実行力」がなければ、何も成すことはできません。
Webライターを始めようと思い、一大決心したのは素晴らしいことです。
しかし、難しい案件に応募するのを躊躇していたり、「学ぶ」ということをどん欲に続けたりしなければ、あなたが求める何かに近づくことは絶対にありません。



そうはいってもなかなか億劫で・・・
そんな想いは歳を取るごとに強くなりますし、私も50代という人生で行けば終盤戦に入りかけている年齢となり、いろいろなことを始める時の初速が鈍くなっているのは大いに感じます。
しかし、50代という終盤の年代であるからこそ、残りの人生を考えた場合に、立ち止まっている暇など一時だってないんです。
やりたいことがあったらやる。そこに言い訳はいりません。少しずつ少しずつ、残された時間はなくなっていくのです。
一歩を踏み出す勇気さえ持てたら、あとはやるだけと決めて、がむしゃらにやってみてください。



ダメならダメで、ダメだった時に考えればいいじゃないですか
まとめ
今回は、50代からWebライターとしてデビューして、月収30万円を実現するために必要な5つの力について解説しました。
この記事で紹介した5つの力は、どれもWebライターとして大成するためには必要な力ですが、しいてどれか1つだけ選ぶとしたら、最後の「行動力」ということになるでしょうか。
「チャンスの神様は前髪しかない」をいうのは有名な話ですが、その例を出さずともただ待っているだけではチャンスをつかむことなどできないのです。
思い切って踏み出して、自分からチャンスをつかみに行く行動力さえあれば、他の力はあとから学び身に着けていくこともできます。
そのことさえ忘れなければ、50代という高年齢からのWebライターデビューであったとしても、絶対に稼げるライターになることはできるはずです。



少なくとも私はそうしてきたつもりですし、これからも身をもってそれを証明し続けていこうと思っています
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